今年は、私たち保護司会の仲間から、春の叙勲において大泉支部長の「松島富光保護司」、秋の叙勲に おいて長く会計をされた館林支部の「曽根英子保護司」が、『藍綬褒章』を受章されました。 大変おめでとうございます。これからも、健康に留意をされ、ますますご活躍をいただきたいと思います。 |
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例年実施している館林邑楽地区の研修旅行を、今年は静岡県方面ということで実施しました。11月13日(日)に韮山反射炉、久能山東照宮を見学。14日(月)に静岡少年鑑別所を視察参観してきました。
これまで刑務所や少年院への視察が多かったということで、今回は少年鑑別所への視察参観となりました。近年の少年犯罪の動向や鑑別所と少年院との違い、私たち保護司との連携等について話を聞いた後、所内を参観しました。 |
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今年の更生保護大会では、法務大臣賞を受賞された板倉支部長の中野邦夫保護司をはじめ、27名の保護司が表彰されました。会場のなった太田市新田文化会館の受賞者と一般参加を合わせて、館林邑楽地区から38名の保護司での参加となりました。
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毎月の観察官による定期駐在はサポートセンターで行っています。このサポートセンターは、私たち保護司会の事務機能と行政との連絡調整、協力事業主会や更生保護女性会等の更生保護団体との連携に欠かせない場所となっています。
ここで行われる定期駐在の中で私たち保護司は、前橋保護観察所の観察官と対象者との面接の補助を行っています。 |
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面接等を行う部屋 | サポートセンター事務室 |
9月15日、前橋保護観察所のおいて、県内13地区すべてに設置された更生保護サポートセンターの運営協議会が開催されました。県内の各センターが、その地区の特性等を活かしながら、更生保護活動の拠点として活動されている様子が感じられました。 館林邑楽地区からは、中山事務局長と田部井事務局次長が参加し、当地区としての実情を報告すると共に、資金面での苦労等を話してきました。 |
「社会を明るくする運動」の推進及び啓発ということで、館林邑楽地区では地区内の全ての中学校に対して、夏休み期間中に書いていただきたいということで、社明作文を募集しています。 本年度は、地区内13校全ての中学校から602作品が集まりました。各支部の保護司の中から、数名ずつ審査員を出していただき、厳正に審査を行いました。 右の写真は、その時の様子です。 |
9月6日、館林邑楽保護司会の自主研修として、国立重度知的障害者総合施設のぞみの園診療部長の有賀道生先生に、「罪を犯した発達障害者や軽度の知的障害者への対応」と題した講演をしていただきました。 近年、私ども保護司は、活動を続けていく中で、発達障害や軽度の知的障害を担当することあり、その心情や特性について、きちんと理解を深めることが、面接等を行っていく中で必要なこととなっています。 講演会の中で、発達障害を持つ者が、生活全般に渡ってわたって思考判断に特性があるゆえに、対人関係での苦労や悩みがあるというを具体的な事例を挙げて話していただきました。一例として、パソコンでいうならば、頭の中は常時「不要なアプリケーション」が起動中、「空き容量不足」の電源がOFFになっていない状態で、これを「疲れた」と表現することが多く、すぐにキレて暴力を振るうということです。また、「めんどくさい」「だるい」が口癖となり、嘘をつく、口をきかない、万引きをする等の問題行動につながることも多いと話されました。 |